ビザジャーナル
2026-01-01
外国人労働者の採用、課題は依然として明確

――コミュニケーションと教育、そして定着がカギに
帝国データバンクが2025年8月に実施した「東京都・外国人労働者の雇用・採用に対する企業の動向調査」によると、外国人労働者の採用を拡大または新たに開始する意向を持つ企業は13.2%となり、前回(2024年2月)の17.3%から4.1ポイント減少しました。
採用意欲は一時期の上昇傾向からやや落ち着きを見せているようにも見受けられます。
コミュニケーションと教育が最大の課題
調査結果では、外国人雇用における課題として
- 「コミュニケーション」(53.1%)
- 「スキルや語学などの教育」(51.7%)
が最も多く挙げられました。
続いて、「継続性・定着」(39.2%)や「社風・業務内容への適応」(36.4%)も多く、外国人の方が長く安定して働ける環境づくりが企業側の重要なテーマとなっています。
外国人の採用は「人手不足の解消」という即効的な効果をもたらしますが、実際の雇用継続には職場内での理解促進・教育体制の整備・相互の信頼関係が欠かせません。特に「定着」は今後さらに注目すべき課題と言えます。
在留資格管理は企業の法的責任
外国人を雇用する際には、在留資格の内容確認と管理が非常に重要です。
在留資格と業務内容が一致していない場合、企業側にも法的責任が及ぶおそれがあります。
たとえば、特定技能、技術・人文知識・国際業務など、在留資格ごとに従事できる業務範囲が明確に定められています。
適切な管理を怠ると、罰則や行政指導の対象になる可能性もあるため、採用前の確認と継続的な管理が不可欠です。
専門家への相談で安心・安全な雇用を
在留資格や就労ルールは複雑であり、更新手続きや制度変更への対応も求められます。
自社だけで対応するには限界があるため、行政書士など外国人雇用に精通した専門家へ相談することをお勧めします。
当社では、
- 外国人雇用に関する在留資格確認・取得支援
- 就労内容の法的整合性チェック
などを行っております。
外国人雇用に関する不安や疑問がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。